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仮想通貨ってどうやって買うの?
昨今、ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)が新たな資産クラスとして再評価され、用途も拡大し続けています。
こうした背景のもと、国内のみならず米国をはじめとした世界中の大企業や機関投資家が一挙に仮想通貨の保有や関連ビジネスへの参入に名乗りを挙げ、仮想通貨・ブロックチェーン業界の注目度は益々高まっています。
仮想通貨の代表ともいえるビットコインの価格は、これまで幾度となく乱高下を繰り返しながらも、米国でビットコインの現物型ETFが承認されたことを契機とし、2024年に大台の1BTC=1000万円に到達しました。
コインチェックやbitFlyer(ビットフライヤー)など国内大手仮想通貨取引所のテレビCMや、テレビやネットニュースなどのビットコインの価格高騰に関する報道を目にして仮想通貨に興味を持った方も多いのではないでしょうか?
そこで、「仮想通貨を買いたいけれどどうしたらいいかわからない!」という方のために、元業界関係者が運営するコインドッグが利害関係なしに取引所選びのポイントやおすすめの取引所、購入方法や注意点などを解説します。
- 仮想通貨はどこで売っている?
- どの暗号資産取引所を選んだらいい?
- 2-1 セキュリティ
- 2-2 取り扱い銘柄数
- 2-3 関連サービスのラインナップ
- 2-4 運営企業の信頼性
- おすすめの暗号資産取引所
- 3-1 総合力ならGMOコイン
- 3-2 初心者向けならコインチェック
- 3-3 取扱い銘柄数ならbitbank
- 3-4 仮想通貨を増やしたいならビットポイント
- まずは暗号資産取引所で口座開設しよう
- 初心者が陥りやすい仮想通貨取引の罠
- 5-1 仮想通貨の「販売所」と「取引所」の違いとは?
- 5-2 仮想通貨はいくらから買える?
- 5-3 現物取引とレバレッジ取引とは?
- 5-4 仮想通貨の税金
- 仮想通貨の買い方まとめ
目次
1.仮想通貨はどこで売っている?
仮想通貨は実店舗で販売されているわけではなく、仮想通貨取引所というインターネット上のサービスを介して取引が行われています。
取引所の他にもOTC取引や購入代行サービス等、仮想通貨を購入する方法はいくつかあるのですが、あまり一般的な方法ではなく、セキュリティや盗難のリスク等の観点で初心者にはおすすめできません。
そのため、「仮想通貨は仮想通貨取引所で買う」という認識で問題ありません。
2.どの暗号資産取引所を選んだらいい?
以下に著名な国内取引所を列挙します。
- GMOコイン
- コインチェック
- bitFlyer
- SBI VCトレード
- DMMビットコイン
- Zaif
- bitbank
- ビットポイント
- LINE BITMAX
- 楽天ウォレット
- OKCoinJapan
- BitTrade(旧:フォビジャパン)
初心者は、数ある取引所のなかでどれを選んだらいいの?と疑問を抱くと思います。そこで、取引所を選ぶ際のポイントや注意点について解説します(おすすめの取引所については後ほど紹介)。
2-1 セキュリティ
日本でも過去に何度か取引所がハッキング被害に遭い、保有している仮想通貨や顧客からの預かり資産が流出する事件が発生してます。
取引所のセキュリティが杜撰なために、せっかく購入した仮想通貨が流出してしまったら大変です。適切なセキュリティ対策を講じているかということは、利用する取引所を選択する上での最重要ポイントと言えます。
各取引所とも公式サイトにセキュリティ対策について解説しているのでそれをチェックするとよいでしょう。
2-2 取り扱い銘柄数
取引所によって取り扱っている仮想通貨の銘柄にはばらつきがあります。
購入したい暗号資産があってもそれを取り扱っていない取引所では売買することはできないため、事前にどのような銘柄を取り扱っているのかをチェックする必要があります。
また、投資は選択肢が多いほど有利になるので、アルトコイン投資を検討する方は取り扱い銘柄が多い取引所を選ぶことが望ましいです。
2-3 関連サービスのラインナップ
仮想通貨取引所は顧客の利便性向上のため、以下のように様々な暗号資産関連サービスを提供しています。
- 積み立てサービス──GMOコイン
、コインチェックなど - 貸暗号資産──GMOコイン
、bitbank 、コインチェックなど - ステーキング──GMOコイン
、SBI VCトレード、OKCoinJapanなど - NFTマーケットプレイス──コインチェック、SBI VCトレードなど
- IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)──bitFlyer、GMOコイン
、コインチェック、DMMビットコイン、coinbook など
毎月定額の仮想通貨を積み立てる「積み立てサービス」や保有する暗号資産を運用して利回りが得られる「貸暗号資産(レンディング)」や「ステーキング」など取引所によって提供するサービスが異なります。
自分の目的に合ったサービスを提供しているか、といった点で口座開設する取引所を選ぶのもよいでしょう。レンディングとステーキングについては以下の記事にて解説していますので併せてお読みください。
2-4 運営企業の信頼性
どの企業が運営する仮想通貨取引所なのかを把握することも重要です。
大企業が運営するサービスであれば破綻リスクも小さく安心してお金を預けられます。反対に、資金力がない企業の場合は運転資金の枯渇や十分な資金をセキュリティ対策に投入できないことによるハッキングのリスクなどを孕んでいると言えます。
実際に経営破綻した例もあります。例えば、2016年設立の仮想通貨ウォレット事業(預かりサービス)を提供していた株式会社デジポケは、経営不振などにより2021年に自己破産申請をしています。顧客から預かっていた一部の仮想通貨を誤送信したり、ハッキング被害にあったりもしていたと一部で報じられました。
3.おすすめの暗号資産取引所
コインドッグがおすすめする暗号資産取引所を紹介します。
3-1 総合力ならGMOコイン
GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネットグループのGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所。
取り扱い銘柄数は23種類と国内最多水準の取り揃え。顧客の預かり資産はコールドウォレット、分別管理、マルチシグの導入などセキュリティ対策にも余念がありません(過去にインシデント例はなし)。また、入出金手数料、暗号資産の入出庫の手数料が無料であることも大きな強みの一つ。
関連サービスも充実しており、暗号資産を取引所に貸し出すことで利回りが得られる「貸暗号資産」サービス・該当銘柄を保有しているだけで利回りが得られる「ステーキング」サービス・積み立てサービスなどを提供しています。
3-2 初心者向けならコインチェック
コインチェックは、東証プライム上場マネックスグループ傘下のコインチェック株式会社が運営する大手仮想通貨取引所です。
セキュリティは親会社マネックスグループの資金力やノウハウにより大幅に強化されています。流動性は最高水準のため、売買したいタイミングで取引が成立しやすい快適な取引環境が整備されています。
ただし、取引所サービス(板取引)の取扱い銘柄数は限られている点には注意が必要です。また、販売所サービスのスプレッド(売買価格の差)は広めに設定されています。
電気・ガス代の支払いでビットコインがもらえる「コインチェックでんき」と「コインチェックガス」や、国内取引所としてはじめてローンチしたIEOサービスなど関連サービスが充実しています。
3-3 取扱い銘柄数ならbitbank
bitbank(ビットバンク)はビットバンク株式会社が運営する大手仮想通貨取引所。
取り扱い銘柄は38種類と国内最多水準。国内取引所としては初めてバグバウンティプログラム(バグ報奨金制度)を導入するなどセキュリティにも力を入れており、これまでにインシデントは一度も発生していません。
また、国内では屈指の取引量を誇り、取り扱い銘柄すべてで板取引(取引所サービス)に対応している稀有な取引所です。投資家保護と投資家の利益を最優先事項として位置付けている姿勢がうかがえます。
さらに、2021年9月にビットバンク社は東証1部上場企業のミクシィとの資本業務提携を発表し、同社から約70億円の出資を受けています。このことから、経営基盤の強化やサービスの拡充が期待できます。
3-4 仮想通貨を増やしたいならビットポイント
ビットポイントが提供するステーキングサービスは、申し込み手続きなどは不要で対象となる以下のイーサリアム(ETH)などの銘柄を同取引所の口座に保有しているだけで毎月報酬を受け取ることができます。
- イーサリアム(ETH):年率~5.0%
- エイダ(ADA):年率~5.3%
- トロン(TRX):年率~4.3%
- コスモス(ATOM):年率~17.0%
- ポルカドット(DOT):年率~17.0%
手数料無料のため、同社がステーキングを実施して発生した報酬をすべてユーザーが受け取ることができます。同サービス開始以来、対象銘柄すべてにおいて国内最高年率を記録しており、特にDOT・ATOMの年率の高さが際立っています。
これらの銘柄の保有を検討している方にはおすすめです。ただし、DOTとATOMは板取引に対応していない点には注意しましょう。
4.まずは暗号資産取引所で口座開設しよう
ここではGMOコインを例に暗号資産取引所のアカウント登録・口座開設方法を画像を交えて解説します。まずはアカウント登録からです。
4-1 メールアドレス・パスワードを設定
GMOコイン
メールアドレスの入力画面が表示されるので入力したら「口座を開設する」をクリック。
続いてパスワードを設定します。任意のパスワードを入力したら「設定する」をクリック。
4-2 スマホの電話番号で認証
これでログインできるようになったので、上記で設定したメールアドレスとパスワードを入力してログインしたら電話番号による認証画面に遷移します。スマホの電話番号を入力して「コードを送信」をクリックします。
スマホに送信された6桁の認証番号を入力して「認証する」をクリック。
4-3 口座開設の申し込みへ
これでアカウント登録は完了です。続いて「開設申込へ進む」をクリック。
その後は必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードして提出、その後審査を経て承認されれば口座開設が完了します。申し込みの混雑状況にもよりますが、申請から数日で審査結果が出ます。
5.初心者が陥る仮想通貨取引の罠
仮想通貨取引の経験がない初心者が留意しておきたい点をいくつか紹介します。
5-1 仮想通貨の「販売所」と「取引所」の違いとは?
仮想通貨取引所は「販売所サービス」と「取引所サービス」という2種類の取引サービスを提供しています。
両者の違いを知らないと取引で損をしてしまう可能性があります。
5-1-1 販売所
販売所は、利用者が仮想通貨取引所を相手に仮想通貨を売買するサービスです。
注文をした瞬間に取引が成立するため、価格変動する前に即座に売買したい場合やある程度まとまった量の仮想通貨を売買したい場合に適しています。また、操作方法も、売買したい量を入力して「購入」または「売却」ボタンを押すだけと非常に簡単にできるため初心者向けといえます。
ただし、販売所サービスでの取引では「スプレッド」と呼ばれる、売買価格の差が存在するため注意が必要です。例えば、1BTC=500万円の時に1BTCを販売所で売買しようとした際に買値が510万円、売値が490万円と提示された場合は、その差額の20万円がスプレッドです。
この「買値(Ask)-売値(Bid)」で算出されるスプレッドが大きいほど投資で損することになることは念頭に入れておきましょう。買いたいときは当該銘柄の実際の価格より高額で、売りたいときは低額で提示されるため、実質的に取引手数料を支払っているのと同じです。
このスプレッドの比率は取引所やその取扱い銘柄によって異なりますが、最大で十数%の開きがある場合もあります。そのため、シンプルなUI/UX(ユーザー体験)から利用しやすい販売所サービスではありますが、コインドッグとしてはなるべく次に紹介する取引所サービスの利用を推奨しています。
5-1-2 取引所
別名「板取引」とも呼ばれる取引所サービスでは、仮想通貨取引所のユーザー同士が仮想通貨を取引します。運営会社が提供する、取引を仲介する「板」と呼ばれる取引サービス上で行われます。
投資家はこの板を利用して買い注文や売り注文を出し、それに対応する注文が別の投資家により出されている場合に取引が成立する仕組みです。販売所とは異なり、自分が指定した価格と量で取引を行うこともできるほか、取引所に支払う手数料はごく少額なためお得に取引ができます。
一方で、板取引では、反対注文(自分が「買い」注文を出している場合、その反対の「売り」注文のこと)を出す投資家がいなければ注文は約定(成立)しません。利用者が多い仮想通貨取引所であれば反対注文が出ている可能性が高まりますが、あまりメジャーでない取引所の場合は約定しにくいと言えます。
5-2 仮想通貨はいくらから買える?
ビットコインの価格は現在1BTC=約1000万円のため、最低でも1000万円保有していないと購入できないと思っている人もいるのではないでしょうか?
実はこれは誤解です。取引所にもよりますが実際は0.01BTC、0.001BTC、0.0001BTCといった具合に少額から購入でき、最小購入単位を数百円に設定している取引所も多くあります(中には1円単位で購入できる取引所も)。
もちろんビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)にも同じことが言えます。
5-3 現物取引とレバレッジ取引とは?
仮想通貨の取引には主に、「現物取引」と「レバレッジ取引(証拠金取引)」があります。
5-3-1 現物取引
現物取引とは、実際に仮想通貨を売買する取引のこと。
一般的に、購入は円やドルなどの法定通貨を支払うことで取引できます。現物取引は、手元にある資金以上の仮想通貨を購入できないことが特徴です。
売却はすでに仮想通貨を保有していることが前提となるため、先に購入しておく必要があります。
5-3-2 レバレッジ取引
レバレッジ取引(証拠金取引)とは、証拠金を口座に預け入れ、それを担保にして証拠金の何倍もの金額を取引できる取引方法です(日本の規制では上限2倍の額まで)。
実際に仮想通貨の現物を売買するわけではない点や、空売りをすることで下落相場でも利益を狙える点が現物取引とは異なります。
現物取引よりも大きなリターンが得られる可能性がある反面、損失が一定の水準以上に膨らんだ場合に発生するロスカット(ポジションの強制的な決済)や追証(保証金を追加で差し入れなければならない状態)など相応のリスクも伴うため、初心者はまずは現物取引を行うことを推奨します。
5-4 仮想通貨の税金
仮想通貨の売買などで20万円以上(扶養されている場合は33万円以上)の利益が発生した場合、所得税の課税対象となります。また、仮想通貨は10種類の所得税のうち、雑所得に分類されます。
所得税は収入に応じて課税率が上がる累進課税が適用され、雑所得は総合課税の対象です。そのため、多額の利益が出ればその分納税額も増え、所得税の税率は最大45%、住民税と合算すると合計55%になります。
以下は国税庁が公表する「所得税の速算表」です。仮想通貨投資で一定額以上の利益が出た場合は納税が必須であることを覚えておきましょう。
仮想通貨の税金計算は、完全無料の仮想通貨税金計算サービス【CRYPTACT(クリプタクト)】
6.仮想通貨の買い方まとめ
ここまでの内容をまとめると以下の通りです。仮想通貨投資を検討している方は、上述のおすすめ取引所と口座開設方法を参考にまずは口座開設から始めましょう。
- 仮想通貨は仮想通貨取引所で買う。
- 取引所は「セキュリティ」「取り扱い銘柄数」「関連サービス」「運営企業」の4つの観点で選ぶとよい。
- おすすめ取引所は総合的には「GMOコイン
」、初心者向けなら「コインチェック」、アルトコイン投資なら「bitbank 」、取り扱い銘柄数なら「BitTrade」。 - 仮想通貨を買うにはまずは仮想通貨取引所で口座開設。
- 「販売所」と「取引所」の違いなどに注意。
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り